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バーの開業資金の目安って?資格は?儲かるの?全部説明します。

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バーを開業したい!

バーを開業したいけど何から始めればいいのかわからない…」

「自分の店を持ちたい!」

「バーって儲かるの?不安…」など開業前にわからないことも多いかと存じます。

今回はそんな疑問を解決できるよう不安要素を一つづつ紐解いていきます。

※バーの仕事内容のまとめ記事↓

バーのアルバイトって何するの?どんな仕事?

まず初めにバーの開業資金はいくら用意するべきなのか?

開業するにあたって必要になる開業資金ですが、いくらほど用意しておけばいいのでしょうか?

答えは1000万あればある程度の規模や場所で開業はできる…です。

当たり前ですが、バーの業種や設備投資によって初期費用は変わってくるもの。

扱う商品が高いお酒であればそれだけ初期費用として用意しなければならず、規模が大きくなればなるにつれてかかってくる費用が大きくなります。

開業にかかる初期費用を抑えることで、100〜200万程度で開業し展開している事業者もいるのでやり方によっては安くで開業も可能であります。

初期費用を抑えるポイント

初期費用として大きくかかるものとして3つあります。

  1. 店舗の契約金
  2. 厨房などの設備
  3. 店舗の内装工事費用

これら3つは減額が可能なものです。初期費用はあまりかけない方が経営しやすいので、抑えれるものは抑えておくべき。

1.店舗の契約金は契約時に交渉することで下げれる可能性があります。

2.厨房などの設備の費用を抑える場合は中古品などを検討するか、リースで購入を考える。

3.内装工事費用を最大限抑えるには居抜き物件の検討をしてみましょう。

居抜きとスケルトンどっちが得なの??

事業融資も視野に入れておこう

自己資金のみで開業する人はなかなかいません。開業資金を貯蓄しつつ、事業融資も検討しておくべきです。

融資を受けるなら公的機関で受けることを考えましょう。銀行などの借り入れは金利が高くオススメできません。

公庫で”新規事業の融資”を引き出す裏技と必要書類について。

運転資金は6ヶ月は見ておこう

開業してからすぐに軌道に乗り順風満帆なんてことはあまり多くありません。

収入がなくとも生活できるよう置いておく資金を運転資金と言いますが、バーの場合は6ヶ月は見ておいた方が無難。

リピート作りが大事であり軌道に乗るまでに時間がかかる業態ですので、多めに見積もって置いた方が失敗は少なくすみます。

バー開業に必要な届け出は?

お店をづくりが終わった後は開業届を出せば開業は可能です。しかしバーの営業方法によっては届け出が少し違います。

  1. 開業届⇨税務署
  2. 飲食店営業許可証⇨保健所
  3. 深夜営業許可⇨警察署

深夜0時以降営業しないのであれば1と2だけで大丈夫ですが、深夜営業するのであれば3の管轄の警察署で届け出が必要です。

また保健所や警察署で地域ごとに違う店舗の審査があるので、内装工事を行う前に事前に聞いておきましょう。審査内容に基づいた店づくりをしなければ後に内装工事をやり直さなければならなくなったりします。

居抜き物件の場合は必要ありませんが、スケルトンで店をつくる場合失敗しやすい項目ですので注意しましょう。

また個人事業と会社として起業するのとでも届け出に違いがあるので把握しておきましょう。

個人事業で開業する際に必要な書類って??

会社設立ってどうやってするの??簡単に流れを説明します!

開業するのに必要な資格って?

開業するのに必要な資格は主に2つのみです。

  1. 食品衛生責任者…飲食業では開業に必ず必要なもの。
  2. 防火管理責任者…収容人数30名以上であれば取得しなければならない。

バーを開業する際に必ず必要なものが『食品衛生責任者』という資格です。こちらは各都道府県の衛生協会で6時間ほど講習を受ければ取れる比較的簡単な資格です。金額で約1万円程度で1日あれば取得が可能です。

規模が大きく30人以上入るお店であれば『防火管理責任者』の資格が必要です。こちらは消防署などで取得が可能。1〜2日の講習でこちらも1万円以内で取得ができます。

営業が始まる2週間前までには取得しておき保健所に提出しておきましょう。また調理師免許があれば『食品衛生責任者』は必要ありません。

バーは儲かるのか?

バー経営は実際のところ難しいのが現状です。

飲食業の中でも居酒屋とバーは圧倒的に閉店率が高いとデータでも出ており、継続するのも至難の技。周りの出店スピードも早く経営するのであれば少し大変な業種です。

利益が取れている事業者であれば月100万以上収入はありますが、1店舗だけでここまでの利益が出ることはほとんどありません。

バー経営の特徴について

飲食店に属するバーという業態ですが、バーの特徴について詳しくまとめていきます。

原価が安く利益率が高い

基本的にドリンクがメインなので原価が安く粗利益が高めなのがバーの特徴です。

扱う商品によって違いはありますが、高いお酒を破格の値段で売ったりしない限りは利益率が高く取れます。

バーの種類によっては客単価が低く売上は伸びづらい

料理の数も少ない一般的なバーは客単価が低く売上が伸びづらいのが特徴です。

最近ではこだわりの料理を美味しいお酒で提供しているようなバーもあるので、そういう業態であれば低くはないので一概には言えません。

経営方針によって偏りの出る項目でありますが、一般的にいうと客単価が低いというのも頭に入れておきましょう。

低い客単価をどうやって伸ばしていくかをも経営能力が問われるところであります。

人件費をかけお客様との会話からリピートをつける業種

原価率が低いので人にお金を使い、会話からその人その店を好きになってもらう必要があります。

要するに接客を重きにおいた飲食店という認識で間違いありません。

お客様との会話を楽しみ、また来たいと思ってもらうようなお店づくりをしていくことで強いお店を形成していきましょう。

成功しているバーの6つの特徴

開業して成功しているバーの特徴は大まかにまとめるとこちらです。

  1. 集客が上手い
  2. 立地とコンセプトがあっている
  3. 看板商品がある
  4. 飲食業の基本ができている
  5. コスパがよくリピーターが多い
  6. 他店との差別化、自店だけのオリジナリティがある

まず第一にお客様を集めれることができなければ営業そのものができません。集客がうまくかけた広告宣伝費に対しての費用効果が抜群に上手いお店が儲かっています。

出店場所にも気をつけしっかりとマーケティングを行い、自分のコンセプトにあった客層が眠る場所での開業を目指しましょう。

看板商品、自店のオリジナリティがあれば「また行きたい!」というお客様が再来店するきっかけになります。

飲食店ならではのQSC(クオリティ・サービス・クレンリネス)がおろそかになってしまうとリピートにはつながりません。

これら6つの項目は大事ですので開業する予定であれば頭に入れておきましょう。

バー開業で失敗しないために

バー自体競争が激しく生き残るのが難しい業態です。

他店と差別化を図り自分のお店にしかできない強みを作りましょう。

お客様に気に入ってもらう店づくりをし、リピートを増やすことで潰れないお店の継続は可能です。

開業するのであればこれらに重きをおいたのちに、後悔しない選択をしましょう。

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兵庫県出身の大阪育ち→バリバリの関西人です! 【経歴】飲食店経営/マネージャー/コンサルタント/営業/人材紹介業 培った経験を生かして、webメディアの運営・記事を執筆してます。

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