「さて…そろそろ仕事しよっかな。」
好きな時間に好きなだけ働くことができる在宅ワークに、憧れを持つ方も多いでしょう。
ただそんな中、実際にやってみないとわからない苦悩があるのはご存知でしょうか?
実際に在宅ワーカーに転職し、自由な時間が増えたフリーランスの方でも、仕事が合わなくて『うつ病』になってしまう方もいます。
今回は在宅ワークを始めて後悔しないよう、自分自身がうつ病にならないために、記事をまとめていきます。
目次
在宅ワークを始めてうつ病になる原因について
何をやっていてもやる気が起こらなくなる初期症状から、悪化すれば自殺まで追い込まれてしまう可能性のあるうつ病…
在宅ワークは自由に働くことができ、対人関係に悩まされることなく、ストレスフリーな生活のイメージが強いですよね。
そんな在宅ワーカーでも、うつ病にかかってしまう主な原因が4つあります。
- 孤独を感じやすい仕事である
- 生活リズムの乱れ
- 運動不足になりやすい
- 思った通りに成果が出ない
それぞれ順番にまとめていきます。
孤独を感じやすい仕事である
在宅ワークは、自宅のプライベート空間が職場になります。
そのため朝起きてから一歩も外へ出ず、自室で引きこもり状態になることが多くなるため、一人暮らしであれば1日を通して一言も発さない…という日もあるでしょう。
クライアントとのやりとりもメッセージのみの場合も多いので、人とのコミュニケーションを取りづらく、孤独を感じやすい仕事です。
そのため作業に没頭できる人は向いていますが、人との関わりがないとネガティブな気持ちになる方には向かず、うつ病を引き起こす原因になってしまいます。
生活リズムの乱れ
クライアントから指定された納期まで、自分自身で働く時間を決められます。
働く時間を決められる反面、生活リズムにメリハリをつけづらく、乱れがちになるというのも在宅ワークならではの悩みです。
プライベートな空間が職場になるので、境界が曖昧になり気持ちの切り替えが難しい…その結果ダラダラと仕事に取り組んでしまうと、想像以上の長時間労働で心身の不調から、うつ病を発症するケースもあります。
運動不足になりやすい
PCに向かっての作業がほとんどの在宅ワークは、基本座りっぱなしで運動を必要としません。
実は極端な運動不足でも、うつ病を引き起こす大きな要因の一つになるのはご存知でしょうか?
運動不足による免疫力の低下から感染症のリスクが高まったり、座りっぱなしの作業により腰痛や、目の疲れから頭痛など健康被害が増えてしまうので、空き時間に適度な運動を心がける必要があります。
思った通りに成果が出ない
在宅ワークは市場価値が高くなればなるほど、報酬単価が上がっていくのが特徴です。
ですが始めたての頃は比較的安価な仕事も受注し、実績を積んでいかなければなりません。
クライアントからの要望にも忠実に従わなければならないため、想像よりも稼げずに挫折し、うつ病になるケースもあります。
在宅ワークでうつ病にかからないためのセルフチェック
うつ病は自覚症状がない場合が多いので、自分ではうつ病じゃないと思っていても、医師からの診断でうつ病だった…というケースも少なくありません。
定期的にセルフチェックを行い、当てはまるようであれば早急にケアが必要になります。
【うつ病チェック】
Q1.普段は何でもないことが煩わしいと思う
Q2.食べたくない、食欲が落ちたと思う
Q3.家族や友達から励まされても気が晴れない
Q4.他人と同じ程度には能力があると思う
Q5.物事に集中できない
Q6.ゆううつだと感じる
Q7.何をするのも面倒だと感じる
Q8.これからのことを積極的に考えられる
Q9.過去のことについてくよくよ考える
Q10.何か恐ろしい気持ちがする
Q11.なかなか眠れない
Q12.生活について不満なく過ごせている
Q13.普段より口数が少ない
Q14.ひとりぼっちで寂しい
Q15.みながよそよそしいと感じる
Q16.毎日が楽しいと感じる
Q17.急に泣き出したくなる
Q18.悲しいと感じる
Q19.みなが自分を嫌っていると感じる
Q20.仕事や勉強が手につかない
当てはまる項目が多ければ多いほど、うつ病または躁うつの可能性があるので要注意です。
身体に現れるうつ病の前兆
うつ病はメンタル面だけでなく、身体にも影響を及ぼず危険な病気です。
- 食欲不振または食欲過多
- 肩こりや頭痛
- 不眠
- 性欲減退
- 動悸
- 耳鳴りや目眩
- 腹痛や胃もたれ
- 下痢または便秘
こういった精神や身体の異常が見受けられた場合は、悪化する前にケアすることが大切になります。
まとめ
いかがでしたか?憧れを持つ人も多い在宅ワークですが、向いていない人にはとことん向いていない仕事です。
うつ病は早期発見が大切なので、今現在在宅ワーカーとして活躍されているのなら、定期的にセルフチェックはしておきましょう。
これから在宅ワーカーとして活躍したいと考えているのなら、以上を参考にしてみてください。
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