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ゴミ屋は儲かる?
私たちが生活するのに必ず出てしまうゴミを処理して回る立派なお仕事。
ゴミ処理の仕事は儲かると話題ですが、実際働いている人のホンネについてご存知でしょうか?
ゴミ屋の仕事について
ゴミ屋は公務員または民間業者が担っている仕事です。仕事内容としては下記のようなものになります。
7:00 出社、移動開始
7:30 ゴミ回収
12:30 回収終了、移動開始
13:00 昼休憩(1時間程度)
14:00 車両の清掃や終了報告業務など
15:00 退社
残業はほとんどなく地域ごとに稼働時間が違えど、平均8時間(実働7時間)ほどで業務は終了します。
完全週休二日制で離職率も低く、完全なるホワイトな業種といっても過言ではありません。
「初めはしんどかったけど、慣れればめっちゃラク!」
と案外人気の仕事職業。デメリットとしては下記のようなものが挙げられます。
臭いがきつい
体力仕事で年配にはしんどい
回収場所によっては狭く運転技術が必要
人が嫌がる仕事ですが、慣れてしまえば問題ないのかもしれませんね。
<年齢別>ゴミ屋で働く人の年収って?
年代 | 年収 |
20代 | 250~350万円 |
30代 | 300~500万円 |
40代 | 500~700万円 |
50~60代 | 600~800万円 |
年齢によって開きがあり、また地域によっても給料の差が大きい職種。平均年収として北海道では420万円、東京では600万円、埼玉などでは520万円程度が目安です。
中でも年収1000万円以上もらっている人もいるため、働く場所によっては仕事量も給料も変化すると思っておいて間違いありません。
年収の平均は都市部を除いてごく一般的ですが、勤務時間等考慮すれば比較的良い方だと考えられます。
ゴミ屋として独立する場合、必要な資格は?
ゴミ屋として独立を考える場合、扱うゴミの種類によって必要な資格や許可が違います。
市町村の委託を受ける一般ゴミの回収→一般廃棄物収集許可
民間業者のゴミを回収→産業廃棄物収集運搬許可
回収したゴミを一度ストックヤードにためる→一般・産廃それぞれの保管許可
家電などリサイクル対象の商品の回収→家電リサイクル券取扱店舗登録
一般廃棄物収集運搬許可については各自治体で登録費用の違いがあり、約15000円前後であることが多いようです。
産業廃棄物収集運搬許可については講習の受講と試験があり、受講料は約3万円ほど。その後自治体に登録申請を行いますが、その収入証紙代で8万円ほどかかります。行政書士に登録事務を依頼する場合は、7万円前後かかると思っておきましょう。
家電リサイクル券取扱店舗登録については、家電販売店協会への加盟か古物商許可取得をしないと登録自体ができません。
許可が大変だが儲かるゴミ屋
ゴミ屋として開業する場合、必要な資格については先ほど記述しましたが、営業許可に必要な項目があり、これらを満たさなければ許可はおりず開業はできません。
1.収集運搬するために必要な施設があること
(駐車場の使用権限を証明する書類の写し
使用する全車両の自動車検査賞の写し等の
書類が必要です)
2.事業計画に応じた財政能力
(個人であれば所得税の納税証明書などを
提出することになります)
3.環境大臣認定講習会を受講していること
(講習会受講の予約を早期に行いましょう!)
などの条件をクリアする必要があります。
(新たに法人を設立するのであれば、
定款の記載事項や資本金額に注意しましょう)
引用元:https://profile.dreamgate.gr.jp/QaItems/detail/29
許可がおりれば開業は可能です。ある程度のパイプは必要ですが、開業すれば利益は出やすい職種。
「なぜならとてつもない利益率を誇る商売であるから。」
人が捨てるものにお金をもらうため、必要なものの費用は車両代やガソリン代、人件費などが主。ゴミ屋は儲かる商売だと言えます。