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大ブームのタピオカミルクティー
台湾発祥で日本でも大ブームのタピオカミルクティーですが、近年専門店が日本でも次々にオープンしてきています。
タピオカミルクティーだけで儲かるのか?気になった人も多いかと思いますが、ぶっちゃけると儲かります。
タピオカミルクティーのお店を開業でボロもうけ?
タピオカミルクティー専門のお店を開業して利益はいくらぐらい出ているのか気になりますよね?
規模の大きさにもよりますが平均して月80〜100万円ほどの利益が出ているお店が多いです。
飲食業でこんなにも利益が取れているのは珍しく、非常に儲かる商売だと言えます。
なぜこんなに儲かるのか?
タピオカミルクティーのみの販売でなぜこんなにも儲かるのか?
この事業が儲かっている理由についてまとめていきたいと思います。
初期費用が安い
扱うのはほぼドリンクのみの為、店舗の大きさは小さくすみ家賃などの固定費がまず安くすみます。
専用の機材もほぼ必要なく機材の購入もほとんどありません。
開業には場所にもよりますが200万円ほどあれば十分開業が可能と言われている為、簡単に開業ができます。
飲食業は一般的に1000万円ほど資金が必要である為、破格の安さで開業できる業態になります。
技術が不要、誰でも開業できる
タピオカを解凍しドリンクを容器に入れるだけなのでとてつもなく簡単な作業です。
調理技術が必要なく、それこそ誰でも簡単に営業ができるのも楽なポイント。
飲食業ですので開業には保健所を通したりと少々面倒ではありますが、出店スピードは早いです。
専用の車で移動販売などの方法であれば、店舗の契約などは必要なく開業も簡単に行えます。
商品コスト安すぎる
タピオカと飲料のみで商品の原価はどのぐらいか知っていますか?
答えは1杯30〜40円程度のものでそれが約500円ほどで売れてしまうので飲食業では破格の原価率の低さになっています。
原価に対して10倍以上の値で簡単に売れる為、色々な意味で”美味しい業態”です。
人件費がかからない
小さいキャパで営業が可能で、作業内容も難しくない為1〜2名ほどの人件費しかかかりません。
経営する上で多大なコストになりうる人件費があまりかからない商売ですので利益が取りやすいということです。
FLコストが化け物級
FLコストとは
F=food(原価、材料費)、L=Labor(人件費)を足した費用のことを指します。
飲食業で売上に対してかかった人件費と原価の割合を表す言葉で、一般的な飲食店のFLコストが50〜60%ぐらいです。
それに対してタピオカミルクティー専門店のFLコストは平均で30%を下回るところが多くコストが圧倒的に安い。
コストが低く営業できる分赤字になりづらく経営しやすいのも特徴です。
利益率が高い商売です。
FLコストがかからないということは利益が多く儲かりやすい商売です。
売上に対してかかった費用が安ければ安いほど利益は高くなりますが、タピオカミルクティー専門店は利益率が高く非常に儲かると言っても過言ではありません。
ブームの中需要が高まっている段階であれば、売上も総じて高まるので狙い目の業態とも言えます。
広告宣伝費?何それ美味しいの?
経営に必須の集客という項目ですが、かかる費用もバカになりません。
お客様を呼び込むのに多額の金額が必要な広告宣伝費ですが、この業態はあまり必要ありません。
なぜなら勝手にSNSで集客されるからです。お客が買った商品をSNSで発信するという流れがあり、購入したお客様が勝手に宣伝してくれます。
インスタグラムなどで今や飽和状態となっておりますが、差別化を図るなどの発想の転換ができればまだまだ集客は可能です。
ブームが終われば閉店ラッシュか…
ブームが過ぎ去れば落ち目はくるものです。安定して稼げる商売ではないというのも頭に入れておきましょう。
開業して長期的に営業したいというのであれば向いておらず、短期的にババッと稼ぎたいという方には向いています。
短期的に火がついたものは火が消えるのも早く、ブームが過ぎ去った後に残るお店は数えるほどになっていくことでしょう。
『短期的に稼ぐ手法としてはアリ!長期的には難しい…』
開業を考えるのであればブームが過ぎ去る前に急いで準備しましょう。