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ネイリストとして独立するには…
「近い将来…絶対自分のお店を持つ!」ネイリストとして下積み生活を送りながら日々を送るあなたに向けて。
どうやって独立するの?独立して失敗しないポイントは?そういった疑問を解決できるよう今回はわかりやすく記事を書いていきます。
起業家の方もぜひ参考にしてみてくださいね。
ネイリスト独立に必要な資格って?
ネイリストとして独立するのに必須である資格はありません。
しかし営業をする上でやはり持っておいて損はないネイリスト検定の資格であるのも事実。技術を売る商売ですので、独立するには肩書きとして持っておいた方が役に立ちます。
実際に独立しているネイリストは最低でも2級、多くは1級の資格の保持者がほとんど。そんな中に資格なしで飛び込むのも勇気がいる行動です。
■JNEC(公益財団法人 日本ネイリスト検定試験センター)
・ネイリスト技能検定試験(3級・2級・1級)
■JNA(NPO法人 日本ネイリスト協会)
・JNAジェルネイル技能検定試験(初級・中級・上級)
・JNA国際ネイリスト技能検定試験(3級)
・JNA認定ネイルサロン衛生管理士
・JNA認定ネイルサロン技術管理者
■INA(NPO法人 インターナショナル ネイル アソシエーション)
・ネイルスペシャリスト技能検定試験(A級/SA級 PA/AA/AAA級)
・ジェルネイル技能検定試験(3級・2級・1級)
引用元:https://runda-kirei.jp/contents/job/117
これらの資格以外にも、独立後集客目的として…
JNA認定講師
ネイルコンテスト受賞
などの経歴があれば前面に押し出すことで、競合店との差別化を図ることができます。独立前にこれらも視野に入れて行動しておくことで、失敗のリスクを少なくすることも可能だといえます。
開業に必要な資金
開業するのに必要な資金の目安ですが、店舗を契約しお店を構えるのであれば300万〜1000万円以上の規模によりピンキリです。
初期費用を抑える方法として自宅開業といった方法もあります。こちらは100万円以下で開業が可能で自宅を拠点に営業を行う方法。
自宅開業の場合立地にこだわるために、開業予定場所でマンションなどの一室を借り自宅兼用として開業する方が多く、初期費用が少なくオススメです。
かかる費用の目安
- 物件所得費(家賃や保証金など)
- 広告宣伝費(チラシやホームページ、web媒体など)
- 固定電話・ネット環境
- 内装工事費用(店舗型であれば必須)
- 備品(ネイル道具や椅子、テーブルなど)
初期費用としてかかってくるものは上記のものです。また初月から水光熱費などの変動費などもかかってきます。
開業当初は軌道に乗るまで赤字は覚悟しておかなければなりません。そのため上記費用の見積もりにプラスして赤字でもある程度の期間生活できるよう運転資金も必要です。できれば半年分以上は貯蓄しておきたいところです。
独立開業する方法
小規模で開業する予定であれば個人事業でも問題はありません。初めは個人事業で開業し、収益の見込みがたった段階で法人成りするケースも。
個人事業で開業するのであれば手続きは簡単、税務署で開業届を出すだけでオッケーです。忘れてはならないのは届け出を出す時に一緒に『青色申告』の申し込みを行っておきましょう。
また花から法人として開業する予定である、もしくは法人成りを考えているのであれば、事前に会社設立の方法について大まかに知っておく必要があります。
独立して失敗しているネイリストは?
3年以内に80%が廃業しているネイリストの独立。
初期費用が少なく開業が可能で比較的簡単に開業が可能ということもあり、競合店も多く周りに飲まれてしまってしまうことが多いです。
独立して失敗しないためには、しっかりと事業計画を練り他店に負けない工夫が必須といえます。
集客力こそが成功のカギ
すべてのビジネスにおいて言えることですが、成功している事業主は集客がうまい!これに尽きると思います。
ネイリストとして独立する場合も一緒で、お客様に来ていただかなければ元も子もありません。
広告をかけた費用に対し売上がどれだけ取れたのかを表す言葉として、『費用対効果』という言い方をしますが、成功している事業主は他の人よりもこの『費用対効果』に対してシビアな目線で経営をしています。
SNSを駆使する
ウェブ上で集客
広告媒体の使い方
自身をブランディングする
集客方法はこれ以外にも山ほどありますが、この集客力を高めることでお店を継続する力となり、潰れない強いお店へと導くことが可能です。
成功のカギは集客力と言っても過言ではありません。
初期投資が少なく狙い目である業種です。
成功しやすいビジネスとしての条件が3つあることをご存知でしょうか?
- 初期投資が安い
- 利益率が高い
- リピート率が高い
1と2はこのビジネスは初めから備わっております。3のリピート率が高いという項目で、開業しやすいがために競合が多く、需要より供給が上回ってしまう地域が多いです。
3年以内に廃業が80%と先ほど記述しましたが、残りの20%に入るためには、このリピート率をいかに高めていくかが重要であります。
初期投資が少なく回収が早いということは、借り入れなどの負債を上回る期間が短いということ。いうなれば利益が出やすい商売です。
集客力を高めお客様を集めたのちに、高いリピート率を継続できれば確実に繁盛店への仲間入りを果たすことができるでしょう。