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ホテルの仕事は色々な種類があります
ホテルのスタッフとして働きたいという人は少なくありません。
サービス業の中でもやはり輝いて見える職業ですが、ひとえにホテルの仕事と言っても色々な種類があることはご存知でしょうか?
<接客部門>
- フロントスタッフ:ホテルの受付や電話対応を行う
- ドアスタッフ:正面入り口でお客様を出迎える
- ベルスタッフ:客室への案内や荷物持ち係
- 客室スタッフ:客室の整理や清掃などを行う
- コンシェルジュ:お客様のリクエストや要望に答える仕事
<飲料部門>
- バーテンダー:主にお酒などの飲料の専門家
- ソムリエ:料理に合うワインの提供などを専門に行う仕事
- ウェイター/ウェイトレス:料理や飲料を運ぶ配膳スタッフ
- ルームサービス:客室へ注文された商品を届けるスタッフ
<ウエディング部門>
- ウエディングプランナー:式の打ち合わせから当日のイベント運営まで、プラン作りなど多岐に渡る業務
- コック:提供する料理を作る仕事
- サービススタッフ:式や宴会などで受付や配膳など幅広く活躍する(アルバイトが多い)
部門ごとに勤務時間が違う
基本的に上記の部門ごとに勤務時間が異なることを知っておかなければなりません。
接客部門では『早番・遅番・夜勤』のシフト交代制
飲料部門ではレストランの営業時間に依存する
ウエディング部門では式や宴会の状況により変更がある
多くの場合ウエディング部門は、人件費が余分にかかるので接客部門と飲料部門で担うことが多いです。
接客部門は特に出勤時間がバラバラになりやすいので、体調管理は気をつけなければいけないポイント。
飲料部門でもホテルによっては交代制をとっていないこともあり、1日通して14時間ほど拘束されることも少なくありません。
どちらにしてもキツイと感じるかもしれませんが、規模が大きく従業員が多いホテルでは、勤務時間は短く休暇も多いところもあります。
ホテルの仕事はホスピタリティが重要視されます
ホスピタリティ(おもてなしの心)はサービス業では重要視されていますが、ホテル業は特に大切にされています。
お客様の満足度を高めることでリピート率や口コミに直結するホテルの仕事は、質の高いサービスが求められるでしょう。
接客力の向上
リピートをつける能力
業務を円滑に進める判断力
など接客業としては最上級のスキルを得られることは、ホテルスタッフならではと言えるでしょう。
お客様の喜ぶ姿を直に感じられるのも、ホテルスタッフの魅力。
日々ホスピタリティと向き合うことで、数年後には接客業の中で市場価値が高い人材になっている可能性は高いです。
接客業の中でもレベルは相当高いものと言えますね。
ホテルの仕事のツライところ
ホテルの仕事でツライところは何があるでしょうか?
- バタバタで意外と体力を使う
- クレーム処理などで精神的にもハード
- チームワーク(仲間との連携)が難しい
- 正社員は転勤が多い
- サービスに正解がない
- 勤務時間がバラバラになりがち
このようなものがホテルの仕事でツライと言われています。
ホテルスタッフであればチェックインやチェックアウトなどの時間帯が忙しく、調理場のスタッフであれば仕込みや料理提供など休む暇は少ないです。
表面上は輝いて見えるホテルの仕事でも、裏ではやはり苦労はつきもの。
実際に働いてみないとわからない苦悩などはホテル業でもありますので、生半可な気持ちで就職するとすぐに辞めてしまうことにもつながりかねません。
ホテルスタッフの年収について
ホテルスタッフの平均年収は300~400万円と言われています。
新卒で月20万円前後、その後経験やスキルによって給料は幅広く増えていくでしょう。
観光客メインのホテルであれば語学力や、調理部門であれば経験を生かすことで年収をあげることは可能。
サービス業は実力主義な部分がありますので、自身の能力を高め市場価値を上げることが、高収入に繋がっていくことでしょう。
どうすればホテルで働けるの?
ホテルで働くのに必要不可欠な資格はありません。
しかしながらホテルによっては調理師免許やソムリエの資格など、部門ごとに採用基準を設けている場合はあります。
専門的な知識が必須なホテルスタッフの役割を、自分が担って仕事をしていきたいなら近しい資格は取得しておくと良いかもしれません。
ブライダルコーディネーター、サービスマナー検定など接客業に関わる資格を持っていれば、就職に有利になることは間違いないでしょう。
基本的にはホテルの求人は一般的な転職サイトで探すことが可能です。
種類も豊富なので選別し、自分にあった職場を見つけることが大切でしょう。
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ホテルスタッフの身につけておくべきスキル
ホテルスタッフに求められるスキルは下記のものです。
- 接客マナー
- 語学力
- 柔軟な対応力
- コミュニケーション能力
- ホスピタリティ
これらのスキルがあればホテルスタッフの第一陣として活躍できるでしょう。
また逆にホテルスタッフとして働いていけば身についてくるスキルとも言えます。
接客業としてハイレベルな能力を身につけることが可能なので、接客業が好きな人にはおすすめできる仕事です。
まとめ
いかがでしたか?ホテルスタッフの仕事の種類は案外豊富なため、目指すのであれば自分自身がやりたいポジションを明確にしておくことが大切。
そのため就職する際に有利になるような資格や勉強をしておくことで、スムーズに就職することが可能と言えるでしょう。
年収は一般的に見て低めの水準ですが、部署ごとに役職があり上を目指していくことも可能です。
接客業としての経験やスキルは高レベルなものを取得できる可能性が高いため、自分自身の市場価値を高めることができる職種です。