目次
エステサロン開業したい
エステティシャンとして下積み後、自分のお店を持ちたい開業したいとった方も多いかと思います。
「開業するのに何が必要なの?」
「景気や経営ってどうなの?難しい?」
そんな疑問を全て解決したいと思います。
まずエステティシャンの仕事って?
エステティシャンの仕事とはいったい何をするのでしょうか。
カウンセリング
まず、お客様の悩みや体調などを聞きます。金属アレルギーや妊娠など事前に確認しなければトラブルが起きるので大切なお仕事です。
施術
カウンセリングを基に施術をしていきます。エステのメニューはサロンごとに異なります。1人のお客様でだいたい1時間から2時間半くらいかかります。
フェイシャルエステティック
首から上の施術のことです。乾燥・しわ・たるみ・小顔など目的ごとにいろんなメニューがあります。フェイシャルもオールハンドや美顔器を使った施術などがあります。
ボディエステティック
フェイシャルに対して身体全身をケアするトリートメントです。ダイエット目的の引き締めメニューなどがあります。
脱毛
女性の当たり前のエチケットとして、人気の脱毛。脱毛のみの専門サロンもたくさんあります。光レーザーのタイプやブラジリアンワックスを使ったはがすタイプの施術があります。
サロンワーク
サロンでは接客意外に、お会計や施術で使う材料を注文したり、掃除などの仕事もあります。
集客
たくさんのお客様に何度も来てもらうために、チラシを配ったり、サンキューレターを書いたり、口コミの返事やブログを書いたりします。サロンのファンを増やすためのお仕事です。
このような業務内容となっています。最近では男性ターゲットのエステサロンも増えてきておりますが、一般的には女性メインで美容のエステを行う仕事です。
エステサロン開業に必要な資格って?
よく疑問に思う項目として必要資格はあるのか?というものですがエステサロン開業に必要な資格はありません。
エステに国家試験はなく民間の資格ばかりであり、開業には全くもって必要はなく誰でも開業は可能です。
資格自体は一般社団法人日本エステティック協会主催の『認定エステティシャン』といった資格があり、持っておけば集客などに有利になるかもしれないといった程度のものです。
エステ開業資金の目安って?
エステサロン開業に必要な開業資金の目安はありません。
なぜならピンキリで資金の目安をつけることができないからです。開業方法でも4パターンほど違いがあり、設備投資もお金をかけようと思えばいくらでもかけれます。
<開業方法4パターン>
- 自宅で開業
- マンションなどの一室を借りて開業
- 店舗を契約し開業
- 出張専門として開業
逆に投資を抑え低額で開業することも可能で、安いエステ機器を購入し浅く稼ぐことも、高いエステ機器を購入し大きい収入を得ることも自分で自由に変えることが可能です。
エステサロンは軌道に乗るまで時間がかかり赤字は覚悟しないといけないので、設備投資以外に使えるお金として最低6ヶ月ほどは運転資金としておいておきましょう。
融資を受けるなら公庫で受けよう
融資を受けるなら公的融資を検討しましょう。銀行などの借り入れとは違い金利が極端に安いので事業の助けになります。
エステサロン開業するにはどうすればいいの?
エステサロン開業するのに必要なのは開業届けを提出するだけでオッケーです。
法人として開業するのであれば、その他にも必要なものがありますのでこちらを参照してください。
エステ開業は正直厳しいって本当?
1年以内に閉店するエステのお店はどのぐらいかご存知でしょうか?答えは6割です。
1年以内に6割のお店が閉店しており、また3年というベースでデータを見てみると閉店しているお店は9割です。
ほとんどのお店が3年以上続けることができておらず、開業する業種としては非常に難易度が高いことが伺えます。
簡単に開業ができるからこそ、継続するのは難しいのかもしれません。
エステ業界は値下げラッシュ
同じ器具を仕様し差別化を図るのが難しい業界ですので、集客方法として値下げという方法が基本となります。
その為競合店で値下げし争うことになりますので利益がどんどん下がり経営を圧迫しているのが現状。
付加価値をつけ単価をあげる、リピートをつける施策が重要視される業種です。
成功しているお店も少ないが存在する
月収で100万を超える収入を得られている事業者も中には存在します。
エステで成功するポイントが3つほどあり、これらを満たすよう営業に望むことが大事です。
<成功する3つのポイント>
- 初期費用を抑える
- 粗利率をあげる
- 固定費を下げる
器具が高額であり毎月のリースの支払いがキツくなりがちなエステサロンの経営です。初期費用を抑え固定費を削減、俗に言うリスクカットを行うことで利益を出していかなければ継続は厳しいです。
付加価値をつけ金額をあげることで粗利を高く設定し、利益率の増加を目指す経営方針も大事です。
大事なのは器具の質?立地?答えは集客です。
成功しているエステのお店はものすごくいい器具を使っていたり立地がいいところで営業できていたりするのかと言われるとそうではありません。
大事なのは集客で、集客がうまく力を入れている事業主が成功を収めています。
SNSやチラシはもちろん、ホームページやブログなどで集客など方法はいろいろありますが、自分の出店する場所の商圏内にあった方法ができていることが大事です。
広告宣伝費も立派な経費ですので、日々切磋琢磨し費用を回収できる方法を見つけることが重要と言えます。
終わりに
一般的にエステサロンの開業は難しいと言われております。が中には成功している事業主もおられるのが現状です。
エステサロンで成功を収めるには集客に力を入れ、固定費を削減し経営を継続していく方法が求められます。
無駄な費用はカットし、利益を上げていく繊細な経営が求められる事業でありますので、参入するのであればこれらを把握したのちに成功を収めてください。