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専門学校の運営は儲かるの?
様々な種類がある専門学校。カジノ法案可決からカジノディーラーの専門学校ができたりと、需要が高く次から次へと新たなものが出てきてますよね。
「専門学校って実際儲かるの?」
気になる人のために記事をまとめていきますね。
まず結論:専門学校は儲かります。
専門学校の運営は儲かります。特に業種によって儲かりやすさに違いがあったり、職業の人気度合いにも由来するようです。
儲かりますね。
特に、漫画や声優やプロゲーマーといった憧れ産業の学科をメインに掲げた専門学校は面白いほど儲かります。
看護系や医療系といった堅実な専門学校と違い、高額な設備を用意する必要も無く、国家試験国家試験を突破できるようきちんと練られたカリキュラムも用意する必要が無い、そして、それらをちゃんと教えられる経歴のしっかりした賢い教員すら雇う必要が無い――――
これだけで、憧れ産業学科メインの専門学校は圧倒的に経費の節約になり、ランニングコストの点で堅実な専門学校を上回ります。
適当なカリキュラムと適当な機材を置いておいて、中途半端な実績しか持たないいい加減な講師に適当に教えさせ、実態とはかけ離れた嘘八百の就職・デビュー実績を喧伝しておけば勝手に無謀な夢を抱いた若者が集まり、どんどんお金を落としてくれる――――憧れ産業学科メインの専門学校は、経営者層にとってはまさに金の生る木です。もちろん、実際に学びに来ている学生の将来のことなど知ったことではありませんので、所定の学費を納めてもらったらあとは適当に卒業させて適当に消えてもらいます。
日本にはFランと呼ばれる程度の低い私立大学が300校近くあり、さらに、無試験で入れる専門学校が3000校近くあります。
この狭い日本にそれだけの数の学校がひしめき合うくらい、私立学校の運営元というのは儲かるんですね。
引用元:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q12218283797
一般的な専門学校の利益率は10%程度。ですが教員の質が必要ない国家試験とは無縁の職業であればあるほど、人件費などかかるランニングコストが安く利益率が高くなるようですね。
また利益率という面でみれば低く感じるかもしれませんが、専門学校は設立できれば廃校しづらく、収入の額が大きいので利益も多額であるのが特徴。
生徒を集めることができれば、確実に儲かるのが専門学校と言えるでしょう。
専門学校を設立するには…
「専門学校が儲かるのはわかったけど、どうやって設立すればいいの?」
専門学校を設立する場合、各都道府県で設置認可を受けなければいけません。
誰でも簡単に通るようなものではなく、きちんと基準が設けられています。
年間の総授業時間数が800時間を超える
就業期間が1年以上である
最低40人以上は入学できる規模である
学校の校地&校舎は自己所有である
このような基準を満たして初めて許可の申請ができるということです。
設立認可の申請書類も都道府県ごとに違う場合がありますので、私立学校を担当している部署に問い合わせることが一番でしょう。
設立に多額の費用がかかる
先ほども少し触れましたが、学校の校地や校舎は自己で保有している土地でないといけないという規定があります。
そのため専門学校を設立するには、相当の規模の土地と物件が必要だということ。
少なく見積もっても億はかかると見ておいた方が無難でしょう。
儲かりやすい専門学校ですが、莫大な費用がかかるためハイリスクな事業であることは間違いありません。
生徒を集める実績は必須です
専門学校というだけあって、やはりその分野に対しての実績は必要不可欠です。
入学することで得られるメリットを明確にし、同じ専門分野の学校との差別化も同時に行わなければなりません。
<具体例>
- 実際に現場で活躍したプロが教員である
- 入学することで国家資格など取得が可能
- 有名人〇〇を排出した学校などの実績
- 学校卒業後の就職先のパイプが強い
様々なものが挙げられますが、学校一つ一つの良さを生かし集客すること。
入学してくれた生徒をレベルの高い人材に育て上げることが実績につながり、より強固な学校へと変貌を遂げていくはずです。
費用をかけ一流の教員を迎え教育の質を高める方法もあれば、逆に費用を抑え入学金を安くすることで生計を立てている学校もあります。
学校設立後も生徒の集め方や経営方法など、自分自身のやり方で確立させていかなければならないので、生半可な気持ちでは務まる仕事ではないと言えるでしょう。
まとめ
いかがでしたか?きになる専門学校は儲かるのかという疑問についてまとめてみました。
専門学校は儲かりやすいのは間違いありませんが、設立するのには一苦労であり、多額の資金は必要です。
また学校の運営は経営と同じだと思っておいていいでしょう。差別化を図り唯一無二の学校へ導いていかなければなりません。
設立する地域や学校運営のやり方によっては、数は少ないですが廃校してしまう場合もあります。
専門学校を設立する際はそれらも踏まえた上で、焦らずじっくりと慎重に思念することが大切でしょうね。