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独立開業はハイリスクハイリターン
会社員と違い自分で独立するとなると、毎月の固定の給料といった安心はありません。自分で働いた分働いただけ返ってきます。独立したての頃では、月によって稼ぎ時もあれば全く収入がないという時期もあります。
100%成功するといった保証はなく、判断を誤ってしまえば全て自分の責任になります。その為開業前に入念な計画を立て、後悔しない選択をしなければなりません。
独立するメリット
独立し自分で新たな事業を開業するにあたってのメリットは何があるでしょうか?代表的な例を上げるとするならば主に3つです。
収入の天井がない
会社員として働くなら、基本的に会社の規定によって給料が支払われますが、会社の規定内の給金でしかありません。しかし自分で独立するとなると、その天井がなくなります。
業態の規模が小さくもっと稼ぎたいと思えば、事業を展開し大きく稼いでいくことも可能。収入の調節もやろうと思えば可能です。
自分に合わせたワークスタイルが可能
自分で開業するので自分で働く時間を決めれるのもメリットの一つ。会社に合わせるのではなく、自分自身で設定した時間で動くことが可能。
業種によりある程度顧客の来店や行動時間が限られているとしても、発想の転換で時間をずらして成功するパターンもあります。
スキルアップが早い
自分自身のスキルアップが、会社員の時と比べ目に見えて早いです。筆者である私も過去に経営等していましたが、やはり同年代のスキルと比べ遥かに伸びていた自覚はあります。
自分自身で稼がなければ生活できなくなりますのでその分の意気込みや、自分で考えながら試行錯誤し日々を過ごすので伸びが早いです。
会社員とは比べ物にならないぐらいのスキルが身につくので、長期的に見て必ず自分自身のプラスになります。
独立するデメリット
独立するデメリットですが、大きく分けると主に2つです。このデメリットとメリットを自分自身で天秤にかけ、独立するかどうかを決めることが大事です。
金銭面のリスク
デメリットとしてやはり金銭面が一番に挙げられます。会社員の安定した収入と違い、より多く稼げるということは、より少なくなってしまうこともありうるということ。
集客がうまくいかず経営難に陥るケースはどの業種でもあります。もし万が一失敗してしまうと多額の借金を背負うことも。独立はハイリスクハイリターンです。
家族や仕事仲間に迷惑をかけるリスク
経営難に陥り収入がないとなると苦労するのは家族も一緒です。従業員を雇うのであれば、従業員にも迷惑がかかってしまいます。
店舗契約に保証金や仲介手数料などの店舗取得費、飲食業や販売業であれば店舗の内装費用など大きくお金がかかるもの。初期費用をかける分毎月の支払いもキツイものがあります。
家族や仕事仲間に迷惑をかけないよう、慎重に計画を練らなければなりません。
独立で成功しやすいビジネスで開業する
独立で成功しやすいビジネスとは何か?それは先ほど記述したデメリットがない事業です。デメリットがなければメリットしかありません。
<失敗しやすいビジネス>
- 初期費用が高い
- 利益率が低い
- リピート率が悪い
失敗しやすい事業の特徴としてこちらの3つが挙げられます。逆をいえば成功しやすいビジネスはこれの反対であれば良いのです。
初期費用がかからず、利益率が高く、リピート率が高いビジネスで開業すると、リスクはほとんどなくなるというわけです。これが成功のカギと言ってもいいでしょう
まずフランチャイズや業務委託で開業もアリ
成功する方法とし初期費用がかからず、利益率が高く、リピート率が高いビジネスだといいましたが、自分で事業を1から行うと、どうしても初期費用が少しはかかってくるもの。
フランチャイズや業務委託で事業を始め経営スキルを磨き、のちに自分のやりたいことで開業するという手法で大きくなっている企業の社長も多く存在します。
探してみれば初期費用0円で高利率な事業も多く、フランチャイズ特有のロイヤリティ無しで始められる事業も多々見受けられます。簡単に開業でき企業の経営ノウハウも身につけれるので視野に入れておくべきです。
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会社か個人事業かどっちがいいの?
会社設立にはお金がかかります。株式会社の場合は21~25万円程度、合同会社でも6~10万円程度が必要。
個人事業主であれば、開業届を出すだけで始められます。資金がなくとも届け出だけで開業が可能。
初期費用を極力かけないよう個人事業で開業し、頃合いを見て会社に変更していくのが一般的です。年間500万円を超えてくると、法人化した方が、税金が安くなってくるので検討しましょう。
まとめ
独立開業に成功すれば、会社員の時よりも遥かに人生に潤いをもたらします。しかしながら失敗すれば苦悩の日々を過ごすことに。
そうならない為にも、独立前に事業を選定し、計画的に進めなければなりません。
成功する法則は初期費用がかからず、利益率が高く、リピート率が高いビジネスを選ぶこと。フランチャイズや業務委託も視野に入れ、確実に成功を収めましょう。