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ブラック企業が儲かる理由と、減らないカラクリについて。

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ブラック企業は2種類存在する

ブラック企業は『人手が足りずそうなってしまっている場合』と『経営者が故意にブラック企業にしている場合』の2種類存在します。

人手が足りずにそうなってしまっている場合であれば、経営者にもよりますが今後良くしようと動く可能性はあるでしょう。

しかしながら経営者がわかっていてブラック企業にしている場合もあります。

ではなぜこのようなブラック企業が減らないのか?気になった人のために記事をまとめていきます。

ブラック企業が減らないカラクリと儲かる理由について

ブラック企業というのは、人を長時間働かせるという特徴があります。いくら残業させても残業代は払わないのがブラック企業の特徴。

このような長時間労働と賃金の少ない環境が長く続くと、当然人件費などのランニングコストを減らすことができます。

  • 労働者の賃金が安い分、経営者に利益を生み出します。
  • 生み出した利益の分、モノやサービスを消費者に安く提供できます。

するとどうでしょう?商品を買う消費者とっては安くてサービスの充実した便利なお店となってしまうのが想像つくと思います。

コンプライアンスが重視される中、ブラック企業が未だ存在している理由は、ズバリ働者以外にはメリットしかないというものが根本にあります。

これが減らない理由と、ブラック企業が儲かるカラクリです。

同じ商圏内でも競合店に負けない強さがある

少し掘り下げて説明します。商品の価格を下げれるということは、周りの競合店にも打ち勝つ値段設定をすることが可能というわけです。

従業員の満足度は下がりサービスの質は落ちるかもしれませんが、その分商品の販売価格を下げることができます。

他店に負けない商品力を持ってしまうのがブラック企業であり、従業員の満足度が高いホワイトな企業にも打ち勝つ危険性があります。

同じ商品を持ったお店の場合、やはり顧客の満足度が高いのはコストパフォーマンスが良いと感じるブラック企業の方でしょう。

結果ブラック企業を減らすことができないという根本の理由はコレです。

ブラック企業をやめられない人

ブラック企業を辞められない人には『責任感が強い』もしくは『向上心がなく新たな場所に踏み出すのに抵抗がある』という特徴があります。

「ノルマが達成できなかった。もっと頑張らないと」

「社長に雇ってもらった恩がある。」

「新しい場所でうまくやっていく自信がない。」

「現状維持でいいや…」

などがやめられない人の根本にある考えです。ブラック企業で務めるというのは、能力や技術の上達、知識の向上はあれど自分の体に鞭を打って働いているというのは否めない事実。

現状がそれで良くとも、将来的に考えればマイナスな面の方が多いと考え、転職は視野に入れておかなければなりません。

自分自身に鞭を打ちストレスを溜め込んだゆえに、うつ病などの精神疾患を患ってしまえば自らの命を立ってしまうこともあります。

そうならないようくれぐれも体を大切にし、仕事の在り方について一度自分自身に問いかけるのも大事でしょう。

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兵庫県出身の大阪育ち→バリバリの関西人です! 【経歴】飲食店経営/マネージャー/コンサルタント/営業/人材紹介業 培った経験を生かして、webメディアの運営・記事を執筆してます。

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