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現場仕事って儲かるの?
「現場の仕事って儲かるの?」
従業員として働くのであれば、特別な資格は入らず比較的受け入れ先は多い現場の仕事ですが、実際のところどのぐらい稼げるのか気になりますよね。
どのぐらいの収入でどのような仕事をしているのか、簡単にまとめていきます。
平均年収は400万円前後
従業員として働くのであれば、現場系の仕事の平均年収は400万円程度です。
固定給のところは少なく、日給制を採用している法人が多い。日給で1〜2万円で労働時間は仕事先や内容によって違いがあります。
一般的に考えて給料は平均より少し高めで、労働時間は長めです。
キャリアアップするとどうなる?
現場の仕事でキャリアアップを目指すとなると、一番メジャーなものは現場監督です。
作業場や仕事先現場の監督を勤め、従業員が怪我なくスムーズに仕事を行えるよう、指示を出しながら働きます。
平均年収は520万前後、会社によってはそれ以上の給金がある場合も。
危険が多い現場の仕事であり、不慮の事故がないよう気を配らなければならない、責任感のある仕事です。
その他のキャリアアップ先は、次のポストを現場で働く従業員から選定するところであれば親方などがあります。その場合は年収1000万円を超えることも少なくありません。
不慮の事故が多い現場の仕事
危険がつきものである現場の仕事。どの職業よりも不慮の事故が多いのはご存知でしょうか?仕事中一番亡くなっているのが多いのが現場仕事です。
高所からの落下
落下物に当たってしまった
熱中症
建設中の建物の倒壊
危険な仕事であるがゆえに、これらの理由から事故が絶えません。報道こそされていませんが、年間で数百人の事故者がいることは知っておきましょう。
人手不足が目立つ現場の仕事
『3K=きつい・汚い・辛い』などの先入観があり、常に人手不足である仕事です。
肉体的にハードな仕事ですので、体が慣れるまではしんどい思いをしなければなりません。生半可な気持ちでは長続きしませんが、割とチームワークがよく離職率は低めなのも事実。
慣れてしまえば自分のペースでできることも多く、ストレスを感じづらい仕事かもしれません。人手が足りていないということは、採用もされやすいというメリットがあります。
現場仕事の良いとこ&悪いとこ
現場仕事をやっていて良かったことや悪かったことなどまとめます。実際に働いていた経験者や、現に今働いている人の実際の声です。
- 現場によって1~2時間かけて車で移動する時はしんどい…(20代男性)
- 夏は熱い!冬は寒い!日焼けが痛い!(30代男性)
- 仕事をする場所が日によって違うので飽きにくく楽しい。(20代男性)
- 雨の日は休みになる。雨嫌いだから嬉しい!(10代男性)
- ヘルメットが原因で禿げたと思っています。(40代男性)
- 良いか悪いかわからないが、あごひものとこだけ焼けない(30代男性)
その他にも埃やコンクリートの舞う中仕事するのが慣れるまで大変。筋トレしなくても良い体になる。などがありました。
やはり慣れるまでは大変で、後は考え方でどうとでもなるのかもしれませんね。
現場の仕事で起業を考える
現場の仕事で起業すれば、年収の底上げを狙えることも珍しくありません。
しかしながら同時に倒産している会社も多い印象。現場仕事を開業する際の注意点があります。
利益率は低い
資金繰りが難しい
働く人を集める難しさ
重機などの設備投資が高額
業種ごとに許可をとる必要がある
材料費や人件費がかさみ、依頼の金額は高くともかかる費用も高額です。そのため利益率が低く、仕事を完了するまでお金を受け取れないので、資金繰りに頭を悩ませます。
人手不足ということもあり、従業員を集める難しさも。抱えた分だけ仕事を取らないといけないその兼ね合いも、開業当初は難しく感じてしまうもの。
起業する場合であれば業種ごとに許可が必要であり、申請もややこしいのでこちらの記事を参考にしてください↓↓
結論:そこそこ儲かる
資格が特別なくとも、採用してもらいやすい現場の仕事です。
労働時間は少し長くとも、給料は平均より高め。仕事先によってはラクな職場もあります。
キャリアアップすれば年収は上がりますが、それに伴って責任感は増える。起業を考えるのであれば、稼げる幅は広がりますが難易度は高いです。
肉体労働である現場の仕事ですが、やってみると案外楽しいと感じる人も多いですよ!!