目次
保育士になりたい!
子供の成長を間近で見ることができる保育士という職業。とてもやりがいのある仕事であり、目指す人も少なくはありません。
保育士になるにはどうすればいいのでしょうか。
保育士資格が必要
保育士になるには保育士資格が必要です。国の法律によって定められた国家試験であり、きちんとした技能や知識を持った人でないと、保育士になることはできません。
保育士資格試験では筆記試験と実技試験があり、両方に合格しなければなりません。筆記試験は8科目、実技では2科目のテストに合格する必要があり、合格者は2〜3割と難易度は高い。
専門、短大、4大卒の学歴が必要ですが、中卒や高卒でも児童福祉施設で一定期間働けば受講は可能です。
保育系の専門学校を卒業すれば試験はいらない
保育系の学校で、保育士になる為の学科を受講すれば、卒業と同時に資格が取得できます。
専門的知識も在校中に得られる為一石二鳥であり、これから目指す人は視野に入れておいてもいいかもしれません。
保育士の年収
保育士の年収の平均はどれぐらいでしょうか?認可外や公立など種類によってピンキリですが、平均的には以下の表を参照してください。
<保育士の平均年収>
年代 | 月収 | ボーナス | 年収 |
---|---|---|---|
20代 | 21万円 | 48万円 | 303万円 |
30代 | 24万円 | 77万円 | 371万円 |
40代 | 28万円 | 89万円 | 432万円 |
一般的に保育士という職業の平均年収は低めです。ただ年収1000万以上を稼いでいる人も中にはいるので、やり方次第ともいえます。
保育士のここがしんどい!
保育士はある程度体力がないと務まりません。子供の相手だけではなく、親御さんとの相手もしなくてはならない為、精神的にも疲れが出ることも。
元保育士です。
他の方はぜび目指して!とかレスするかと思いますが、私はあえて言わせていただきます。そんな甘い気持ちでできる仕事じゃないです。
保育士と言う仕事を甘く見てます。辞めた人間くせにと思うかも知れませんが辞めた人間だから言ってるんです。ご自分のお子さんを後回しにできますか?
有給なんて公立以外あってない様なものですよ。
自分の子供が熱を出しても出勤しなくてはいけない時もあります。
休めたとしても保護者に嫌味を言われることもあります。
同僚からも嫌味を言われることあります。。。
体力的な問題もあります。
今はご自分のお子さんだけを育てている状態ですよね?
それが、何人も見るんですよ?年齢が上がっていけば人数も増えます。
体力的に家に帰ってからちゃんとお子さんと向き合えますか?
子供相手だけではありません。親も相手にしなくてはいけませんしね。
同僚とかの人間関係もよいなら問題なんですが悪くなったら最悪です。デメリットはこんなもんです。
保育士の実際の声ですが、やはり甘い仕事ではありません。反対にやりがいのある仕事でもあるので、生半可な気持ちで目指すのであればオススメはできません。
保育士に向いている人
保育士を目指すのに向いている人の特徴をまとめていきます。実際に目指すのであれば、向いているかどうかを自分で当てはめて見ましょう。当てはまらない項目があれば、できれば改善を目指して行動する必要がありそうです。
体力がある人
思っているより保育士は体力が必要です。力仕事などの肉体労働ほどではありませんが、ある程度のスタミナは必要不可欠。
やっているうちに勝手に体力はついてきますが、もともとインドアで動くことが嫌いな人は向かない仕事です。
多少の汚れは気にしない人
子供の成長を助ける保育士という仕事は、子供が遊んで汚れたものを綺麗にしたり、おもらしや嘔吐物の処理も行わないといけません。潔癖症の人であれば精神的苦痛に伴い、長続きはしない傾向にあります。
多少の汚れは気にしないおおらかな人柄であればあるほど、精神的苦痛は少なく向いている仕事だといえます。
人前に出ても緊張しない人
人前に出ることに抵抗がない人でないと保育士は務まりません。本の読みかせや歌を歌ったりと、子供の前に出ても恥ずかしがっているようでは駄目だということ。
子供は敏感ですので、恥ずかしがっているようでは子供にも伝わります。人前に出ることに慣れなければ長期的に働くことは無理でしょう。
保育士専門の転職求人サイト
いざ保育士の求人を探すとなると、普通の求人では数が少なくなってしまいます。転職サイトが増えてきている昨今、保育士専門の求人サイトがあるのはご存知でしょうか?
保育士ともなれば職場環境が悪い、給料が見合わないと行った問題から自分自身のモチベーション低下につながることもしばしば見受けられます。転職を視野に入れ、より良い職場に移ることも大事。
まずは無料登録し自分にあった求人を、専門のサイトから登録し選定していきましょう。
【日本最大級の求人案件数】保育士の転職は簡単無料登録からはじめよう!
終わりに
保育士の仕事は想像よりも体力を使い、しんどい部分はあります。しかしながら子供と遊んだり成長を身近に感じられることによって、とてもやりがいのあるものです。
子供の喜ぶ笑顔から毎日元気をもらえるのも保育士の特権。子供好きであれば天職ですので、向いていると感じるならば目指してもいいかと思います。