副業解禁する企業も多い中、サラリーマンや主婦を中心に注目を集める在宅ワーク。
本業のスキマ時間や家事育児の合間に、得意を生かして稼げるのが魅力です。
今回は様々な種類がある在宅ワークの中で、イラストを描くお仕事にフォーカスを当てて記事をまとめていきます。

それでは詳しく見ていきましょう。
目次
在宅ワークでイラストを描くお仕事について
企業や個人から依頼を請け負い、イラストを納品し稼ぐ人をイラストレーターと呼びます。
イラストレーターの仕事内容について、大まかにまとめると下記のようなもの。
【大まかな仕事内容】
- webサイト用イラスト
- 広告やポスターなどのイラスト
- キャラクターデザイン
- マンガ原稿
- 本や雑誌の表紙や挿絵
- ロゴマークデザイン
- 似顔絵 など。
依頼のジャンルは幅広く、仕事によって求められるテイストに違いがあります。
手書きで描いたものを納品する場合や、データ化して納品する場合など、イラストの納品方法も依頼によってさまざまです。
イラストレーターの仕事内容について、詳しくまとめていきます。
webサイト用イラスト
企業のwebサイトで使用されるイラストレーションのこと。
商品の魅力や使用方法をわかりやすく説明するために、ランディングページ(商品を売るためのページ)にイラストを用いることも多いです。
基本的にはどの企業も経費を抑えたいと考えるので、在宅ワーカーとして働くイラストレーターに依頼が多く集まります。
広告やポスターなどのイラスト
企業の広告やポスターなどに挿入するイラストのこと。
こちらもわかりやすく商品を紹介したり、読んでもらいやすくするためにイラストをよく活用しています。
企業の商品イメージに合わせたイラストを描いていくので、依頼に合わせて絵のタッチを変えていく必要があるでしょう。
キャラクターデザイン
ゲームや企業のマスコットキャラなど、キャラクターのイラストを描く仕事のこと。
在宅ワークでイラストレーターの仕事についている人でも、企業や個人からの依頼があります。
マンガ原稿
イラストレーターに依頼が多い、マンガのイラストを描く仕事のこと。
YouTube用マンガ原稿・ECサイトの広告用マンガ原稿・個人アフィリエイト用のマンガイラストなど。
幅が広く需要が高い仕事で、案件数も多い印象です。
本や雑誌の表紙や挿絵
本や雑誌などのイラストを描く仕事のこと。
手書きでイラストを描いたり、データ化して納品したり依頼によってさまざまです。
ロゴマークデザイン
企業のロゴマークを描く仕事のこと。
デザイナーに依頼することも多いですが、イラストレーターにもできる仕事内容です。
Illustratorなど専用のソフトを使いこなせるスキルは必要ですが、報酬単価は高いので稼ぎやすいのが特徴になります。
似顔絵
人物像をイラストにする仕事です。
SNSが普及しアイコンの需要が高まる中、個人からの依頼も増えてきています。
低単価のものから高単価のものまで、幅広くやりとりされているのが特徴です。
在宅ワークでイラストレーターは未経験でも可能?
イラストを描く仕事で一番大事なことは、企業や個人から依頼されたイメージをいかに実現できるかです。
とはいえ依頼を請け負う際に、経験が多く実績があれば有利なのも事実に。
未経験から始めるのであれば、実績が伴うまでは少々低単価でも案件を受注し、徐々に自身の市場価値を上げていく必要があります。
イラストレーター未経験、稼ぐためのロードマップ
低単価の案件を中心に受注する
↓
実績を積み市場価値を高める
↓
企業や個人からの依頼が増え、高単価案件も増えてくる
SNSを活用したり、ポートフォリオを作成し企業に売り込み営業をするなど、案件を受注するために営業力は必要になります。。
在宅でイラストレーターを目指す人が誰でも通る道ですが、始めたての頃は少々苦労するのも事実です。
【在宅ワークでイラストレーター】身につけておくと有利なスキルって?
在宅ワークでイラストを描いて稼ぐために、使いこなせれば有利になるスキルがあります。
- 以下3つのソフトを使用できるようになれば、案件の幅が広がり安定して稼げるように。
どれか1つでもいいので、イラストレーターとして稼ぐのなら、使えるようになっておくと良いでしょう。
クリスタ(CLIP STUDIO PAINT)
youtubeが身近になり、マンガ原稿の需要が高まってきています。
マンガを描く案件であれば、クリスタを使いこなせるようになると仕事がラクです。
クオリティも安定して、手早く納品ができるのでオススメ。
基本動作ができれば、あとは調べながらでも作業が可能なので、マンガの案件中心に活動したいのなら取得しておきたいスキルです。
イラストレーター(Illustrator)
ロゴデザインやジャケットデザインなど、デザイナーとして活躍している人は必ずと言っていいほど使用しているソフトです。
「Illustratorを使用してデザインしてほしい」
という案件もかなり多いので、使用できるようになれば仕事の幅が広がります。
独学でも時間をかければ十分つかいこなせるようになるので、覚えておきたいスキルです。
フォトショップ(Photoshop)
ポスターやバナー、webサイトなどのデザインを担う画像ソフトです。
写真の合成やレタッチなど、自由自在にデザインができるので、企業案件などに重宝されます。
つかいこなせれば質の高いイラストを作成することができますし、画像加工の案件も受注できるようになるでしょう。
【在宅ワーク】画像加工で稼ぐ方法って!?必要なスキルから稼げる金額の目安について。
仕事の幅が広がるので、こちらも使えるようになると有利なスキルです。
在宅ワークでイラストの仕事はどこで見つければいいの?
在宅でイラストを描く仕事をしたいのなら、クラウドソーシングサービスに登録することで始めることができます。
イラストの案件が豊富にやりとりされている、業界大手の「クラウドワークス」「ランサーズ」などがオススメ。
登録や利用は無料で、案件を受注し成果報酬が発生すると手数料が引かれる仕組みなので、リスクなく誰でも始めることができます。
クラウドソーシングサービスに登録した後は、イラストの案件に応募しつつ「コンペ方式」の案件に積極的に応募しましょう。
【コンペ方式の案件って?】
クライアント(依頼人)が報酬や採用人数を前もって決定し、応募したワーカーの中から気に入ったイラストを採用するという方法です。
一般的な案件とは違い、コンペでは選ばれなければ報酬が発生しません。
そのため「割に合わない」と仕事を応募しない人も多いのが特徴です。
始めたての頃は自分のイラストをいかに知ってもらうかが大事です。
クラウドソーシングサービスでは、クライアントである企業が求めるイラストを描ける人を探すため、コンペに応募されているイラストから気に入ったワーカーを探すクライアントも多くいます。
報酬が発生しないとはいっても、応募することで仕事の案件を受注できる可能性が増えるので、やらないのは勿体無いです。
クラウドソーシングサービスで案件を探し受注しながらコンペに応募、その繰り返しで徐々に実績を積んでいけば、稼げるイラストレーターになっていきます。
まとめ
いかがでしたか?在宅でイラストを描いて稼ぐのは、未経験からでも可能です。
資格や経験より、求めるイラストを再現できるスキルが求められます。
- 実力主義の市場でもあるので、稼げるかどうかは自分の腕次第。
つかいこなせれば便利なスキルもありますので、これから目指す方は参考にしてみてください。