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必死に働くとどうなるの?
よく「死に物狂いで働け!」や、「必死に働くと報われる」など一度は聞いた事はありませんか?
自分の体力の限界を顧みず、働いた先にはいったいどうなるのか…
未来を予想できる人間は存在しないとは思いますが、必死に働いた後の予想を立てる事は案外簡単なものです。
必死に働き、報われる時代はもう終わった。
一昔前のバブル経済、終身雇用といった言葉はもうすでに死語になりつつあります。
「大手企業に就職して、生涯安定に働き続ける。」
今現在そういった時代ではない!という事を知っておきましょう。サラリーマンの平均所得は1990年を境に右肩下りであり、『働き方改革』や『最低賃金の底上げ』など政策を行うも上がる見込みはありません。
いい会社に勤め、がむしゃらに頑張っているのに報われない。そう感じる若い世代が多いのも今の時代の特徴と言えます。
体を壊した後に必ず後悔します。
必死に働いても報われない、そう心ではわかっていても、実際連日連夜働きづめになってしまっている。
体を壊してしまっては元も子もありません。体を壊した先に待ち受けるものは、企業からの切り捨てである場合が多いのも現代の特徴。
高度経済成長の時では、体を壊してしまった場合会社が面倒を見てくれる場合が多かったものの、今の現代ではお払い箱という結果に…
「必死で働いた先に待ち受けるものは、冷たい現実である。」
後悔しない選択を自分自身でしていかなければなりません。
自分自身のために働きましょう。
「必死で働いても報われない時代」であれば、自分自身が後悔しない働き方をする事が大切です。
会社の駒として必死に働くという思考ではなく、自分が打ち込めるものに全力を注ぐといった思考。
趣味ややりたいことを仕事にするなど、生涯身を捧げても後悔しないものを選び時間を捧げる事が、後に幸福を感じる事にもつながります。
必死で働く、そのエネルギーを自分の納得するものに打ち込む事が何よりも大切です。
個人が力を持つ時代です。
一昔前と違い、インターネットの普及から個人が得られる情報が増え、個人一人一人が企業並みの力を持つ事が可能な時代です。
一企業が何百万ものお金と時間を使い、やっとの思いで始める事ができた『ネットショップ』は今や無料で10分あればできます。YouTubeなどの普及から、個人でも芸能人並みのインフルエンサーになる事だって可能。
大金を支払って得ていた知識も、ほとんどお金をかける事なく得る事だってできてしまいます。個人でやりたい事はある程度簡単に可能になった時代ともいえるでしょう。
必死に働かず、必死に知識を蓄える
自分のやりたいことを明確にした後、それに関する知識を蓄えましょう。
情報が多い現代において、いかに情報を仕入れるかの能力が武器になります。
「必死に働いても報われない」時代において、報われるのは自分自身の能力や知識の向上。打ち込む先は企業ではなく自分自身である事が、成功を手に取る秘訣です。
時間を無駄にしない事
「時間は皆に平等に与えられるものです。」
この時間を有意義に使うか否かで、周りとの差が生まれるといってもいいでしょう。
いかに効率よく行動できるか、切り詰めた先には必ず報いがあります。無駄な努力や労力は極力避け、時間そのものを無駄にしないよう日々を打ち込む事こそが重要。
時間を有意義に使うという事を目標に日々を過ごす事が何よりも大切です。
本当に成功している人間は、必死で働いていません。
成功の定義は人それぞれかと思いますが、後悔せず自分自身で成功したと感じている人は、必死で働いている人は皆無。人としての余裕があり、なおかつ時間にも余裕があります。
『汗水垂らして必死に働く人』を側から見た時にあなたはどう感じますか?
必死に働いたからこそ得られる”ゆとり”は、以前の時代の産物であり、今現代では得られる可能性は少ない。そうなればおのずと道は見えてくるものです。
無駄な努力はせず、有意義に知識を蓄え情報を仕入れる事で効率よく得意を伸ばした人間と、会社にしがみつき必死で働く人とでは果たしてどちらが最後に幸福を得る事ができるのでしょうか。