副業解禁する企業が増えてきている中、自宅にいながら働くことが可能な在宅ワークに注目が集まってきています。
豊富な仕事のジャンルがある在宅ワークの中で、案件や求人数が少ないレアな『ゲームテスター』のお仕事はご存知でしょうか?
- ゲームテスターどんな仕事内容なの?
- どのぐらい稼げるの?
- この仕事を選ぶメリット&デメリットは?
- どこで求人を見つけられるの?
こういった疑問を持つ方に向けて、今回は記事をまとめていきます。
目次
在宅ワークでも可能な「ゲームテスター」ってどんな仕事?
ゲームテスターの仕事は、企業や個人が開発したゲームやアプリをテストする仕事です。
- 操作性に不備はないか
- バグがないか
- 正しく画面が表示されるか
- ストーリー展開は適正か
販売前に複数人でゲームをプレイし、上記のような不具合がないかを調べる重要な役割を担います。
ゲームテスターの他にも、デバッガー・デバッグテスト・アプリテスト・アプリテスターなどの名称で募集されている求人は、同じような業務を行う仕事です。
【在宅ワーク】ゲームテスターの仕事の流れ
ゲームテスターの仕事の流れについて、大まかにまとめると…
- ゲームソフトを送ってもらう、又はアプリをインストールする
- 届いたゲーム、インストールしたアプリをプレイ
- 一通りプレイした後、ゲームの感想やバグがあれば報告す
ざっくりと説明するなら、以上のような流れになります。
ゲームの不具合や改善点を修正し、万全の状態で販売するための役割がゲームテスターです。
「面白かった」「楽しかった」などの誰でも言えるような感想ではなく、開発者の目線に立ち、ゲームの問題点や修正点を見つけて報告することが仕事内容に。
具体的なバグの内容って何?
報告すべきバグの内容についてですが、例を挙げて解説します。
- 画面が途中でフリーズする
- キャラクターが動かない、想定外の動きをする
- 音響に不備(途中で音が切れるなど)
- コントローラーで操作不能になる場合がある
- データが正しく表示されない
基本的にゲームテスターの仕事は、細かいバグにまで注目し報告しなければなりません。
仕事の案件によっては、一からゲームをプレイするのではなく、あらかじめ指定された作業を永遠と繰り返すものもあります。
「マップ1から2を1000回移動する」「岩に500回ぶつかる」など同じ操作を何度もくりかえし、不具合が出ないか確認するのもゲームテスターの仕事の一つです。
在宅ワークゲームテスターの稼げる目安
ゲームテスターの稼げる目安ですが、時給換算で1000円〜1600円と、企業や個人の依頼内容によって差が生じるのが特徴です。
ただし在宅ワークで受注する案件によっては、最低賃金を下回るものもたまに見かけます。
ゲーム会社であれば従業員でテスターまでの業務を行うことがほとんどなので、市場に求人が出回るのはなかなかレアです。
雇用形態によって稼げる金額が違うのは、ゲームテスターの特徴と言えるでしょう。
在宅ワークでゲームテスターの求人や案件はどこで探す?
雇用形態によって収入に差が生じるのがゲームテスターのお仕事です。
アルバイトやパートを募集する求人は、一般的な求人サイトで少量ながら定期的に記載されています。
時給制で1000円〜のものが多いですが、在宅ワークOKのアルバイト・パート求人はさらに少なく、採用倍率もかなり高めに。
在宅ワークでゲームテスターをするのなら、クラウドソーシングサービスを利用するのが1番オススメになります。
クラウドソーシングサービスって?
web上で仕事のやり取りができるのが、クラウドソーシングサービスです。
仕事を依頼したい人(クライアント)と受注したい人(在宅ワーカー)を結びつけるサービスで、仕事の報酬に発生する手数料以外は、全て無料で利用が可能に。
自宅にいながら稼ぐ在宅ワーカーは、このクラウドソーシングサービスで仕事を受注し生活しています。
在宅ワークの案件が豊富なのは、業界大手の「クラウドワークス」や「ランサーズ」などで、この2つに登録しておけばまず間違いなく案件を受注できるでしょう。
クラウドワークスでは、ゲームテスターの仕事で時給2000円を超える案件も見つけることができました。
数は多くないですが、高時給の案件もありますので、興味のある方は登録して覗いてみてください。
在宅ワークでゲームテスターをする5つのメリット
在宅ワークでゲームテスターをするメリットを5つほどご紹介させていただきます。
- 発売前のゲームをプレイできる
- 働き方が自由
- 場所にとらわれず仕事ができる
- 資格やスキルが必要ない
- ゲーム業界へ転職する経歴になる
それぞれ詳しく見ていきましょう。
発売前のゲームをプレイできる
ゲームテスターの仕事は、まだ販売されていないゲームをテストプレイします。
そのため最新のゲームを販売前に楽しめる魅力があるので、ゲームが好きな人には幸せな仕事でしょう。
ただし最初からプレイして遊びながら稼げるものもあれば、クライアントから指定された作業を繰り返し行うだけのものもあります。
働き方が自由
時間に縛られない働き方ができるのは、在宅ゲームテスターの魅力です。
クラウドソーシングサービスで案件を受注する場合、納期さえ守れば働き方は自由になります。
スキマ時間に働くこともできるので、サラリーマンの副業や主婦の空き時間にもオススメです。
場所にとらわれず仕事ができる
ゲーム機やアプリをインストールしたスマホがあれば、場所にとらわれず仕事ができます。
自宅でゴロゴロしながらでも、ちょっとした出先でもお仕事が可能なのは魅力に。
会社への通勤時間や、服装髪型の規定もないので、ストレスがたまりにくいのも特徴です。
資格やスキルが必要ない
特別な資格やスキルが必要ないので、未経験でも参入しやすいのが特徴です。
ゲームやアプリをプレイして、改善点や感想の報告をするだけのお仕事になります。
特別難しい仕事を要求されることもなく、単純作業でできるのも魅力の一つです。
ゲーム業界へ転職する経験になる
IT業界やゲーム業界に転職を考える人は、ゲームテスターの仕事の経験はプラスになります。
クライアントから依頼された内容が書かれた仕様書を読む経験や、ゲームを制作する裏側を見ることができる経験も、役に立つものになるでしょう。
将来ゲーム関係のお仕事に就きたい人には、良い経験になるのでオススメです。
在宅ワークでゲームテスターをする5つのデメリット
次に在宅ワークでゲームテスターをするデメリットについて、こちらも5つ挙げさせていただきます。
- 単純作業の案件であれば飽きる
- 継続的に案件を受注しづらい
- ゲームが嫌いになるかも
- スキルアップは見込めない
- 求人倍率が高い
こちらも順に解説していきます。
単純作業の案件であれば飽きる
一通りゲームをプレイする案件であれば、苦に思うことは少ないかもしれません。
「ゲームをプレイしてお金をもらえるって最高じゃない?」
と思い始めたゲームテスターの仕事でも、不具合を探すために同じ作業を繰り返して行う案件もあるので、そういったものであれば飽きてやめたくなります。
あくまでも仕事なので、プライベートのようにゲームをただ楽しんで稼ぐというものではない、というはあらかじめ知っておきましょう。
継続的に案件を受注しづらい
基本的に単発の案件になるので、クライアントから継続して仕事を受注しづらい傾向にあります。
- 安定した月収を稼げる仕事ではないので、スキマ時間を生かした副業と考えるのがベストに。
アルバイトやパートの雇用であれば多少収入は安定しますが、こちらも継続して雇用されることはあまりないと考えておきましょう。
ゲームが嫌いになるかも
ゲームをプレイするというのを仕事にすれば、考え方が変わりゲームが嫌いになる可能性もあります。
基本的にはクライアントからの仕様書(依頼の指示)に従って行うため、自由にプレイできる機会も少なくなるでしょう。
「趣味を仕事にすると嫌いになる」とは言いますが、そういった可能性があるというのも事前に知っておきたいポイントです。
スキルアップは見込めない
単純作業が主な仕事になるので、就職に有利になるスキルは習得できません。
ゲームテスターをしていたという経歴にはなりますが、自分自身のキャリアアップには直接結びつきにくいです。
作業スピードが速くなれば時給が多少増える可能性はありますが、大幅に収入を増幅させるのは難しいでしょう。
求人・案件の倍率が高い
なかなか市場に出回らないレアな仕事なので、やりたい人も多く倍率が高いです。
特別なスキルや資格も必要ないので、誰でも参入しやすい業種になります。
高い倍率でライバルとの争いは避けて通れないのも事実です。
まとめ
いかがでしたか?在宅ワークでゲームテスターの案件は、なかなか出回らないレアな仕事です。
- 仕事の報酬は低くもなく高くもなくといった印象に。
単純作業で誰でもできるので、倍率は高くワーカー同士で取り合いになるのも特徴です。
ゲーム好きでゲームの仕事に就きたいと考えるのであれば、以上を参考にしてみてください。